ウンベラータは他の植物同様に冬の寒さに弱い観葉植物です。
冬越しするにはどのように気をつけていけばいいのかを解説していきます。
昼と夜の置き場所に気をつけよう
比較的日陰にも強い植物のため、室内でも十分育てることが可能です。
しかし、冬には室内に入る光も少ないためおき場所には注意しましょう。
単純に日光を求めるのであれば窓際に置けばいいのですが、冬の場合夜には冷気にさらされる恐れがあります。
冷気にさらされるのは寒さに弱いウンベラータにはよくありません。
また日中は暖かい日向、夜は冷気という気温差のある環境に置いておくのはウンベラータにとっては、大変悪い環境になります。
日が落ちてくる時間帯になったら窓辺から離した場所へ移動させることが重要です。
水遣りは乾燥してしばらく経ってから
気温が20度をきると水を吸い上げる力が弱くなります。
夏場と違い、冬は土の乾燥具合をしっかりとチェックする必要があります。
他の植物同様、水をあげすぎれば根腐れの原因となりますので正しい水遣りの知識が必要になります。
土の表面が乾燥していることを確認して、その後2,3日間隔をあけてから水をやるのが適切です。
しかし空気の乾燥は葉の乾燥となり、ハダニの原因になります。
水遣りとは別に適度に葉水をして葉には潤いを与えると、害虫対策やツヤのある葉を保つ秘訣になります。
葉が落ちたり、変色しても大丈夫
冬は葉が変色したり落ちてしまうことはよくあります。
これは気温の低さと日光が不足していることが原因です。
しかしこの現象は、枯れてしまったというわけではありません。
植物が自身を守るためにあえて葉を落とすのです。
枯れてしまったと落ち込むのでなく、諦めずに定期的に水遣りをおこないましょう。
春には新芽が出て元気な姿を再び見ることができると思います。